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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2006

深堀圭一郎「ひとつ以上の貯金ができたようなもの」

会場の狭山ゴルフ・クラブは距離が長い上にラフが深く、待ち受けるグリーンは固くて速い。
「人対人・・・というより、ここではコース対自分。コースと、どう付き合えるかが鍵を握る」。
それだけに、開催前から「“我慢戦”は覚悟の上」だった。
そしてそれは、深堀がもっとも得意とするゲームパターンでもある。

インスタートのこの日初日は前半、2オーバーでターン。
「確かに楽な展開ではなかったけれど。我慢していれば、そのうちチャンスが来る」と焦らず、

1番パー5で5番ウッドを使って2オン成功。バーディに勢いづいて、最終9番では残り40ヤードの第3打を直接入れた。チップインバーディで締めくくるなど、「後半は別人」のゴルフを展開した。

「1日2アンダー×4日間」が今週の目標だ。
さっそく、自ら課したノルマを1打上回るスコアだが、実際はそれ以上の手ごたえがある。
「この難コースなら、ひとつ以上の貯金ができたようなもの」と納得の68。

99年、丸山茂樹と行ったカナダ合宿。ゴルフ場の売店で買った5番ウッドにほれ込んだ。「サンドウェッジのウッド版。いろんな操作ができる」と、使い始めた。
さらに2年前には、7番ウッドを初めてバッグに入れた。

「距離が残っても、ラフに入っても、ピンに寄せられる安心感。アイアンと同じ感覚で、コントロール性のある球が打てるから気楽にプレーができている」と絶大な信頼を置く2本のフェアウェーウッドが、この日初日の3アンダーにもきっちり貢献。

「行くまでに、ゴルフの感覚を掴みたい」という深堀。
今週の戦いは、来週への試金石だ。
29日(月)に、東京ゴルフ倶楽部で行われる全米オープンの最終予選会に挑戦。
その翌日には渡米して、米ツアーのメモリアルトーナメントに出場する。

大舞台を目前にここで結果を残しておければ、世界の舞台にも堂々と立てる。


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