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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2015

小木曽喬(おぎそたかし)さんがベストアマチュア賞を獲得

底辺拡大をかかげ、各地で予選会を開き、アマチュアにも広く門戸を開いた今大会は、総勢9人のアマチュアが出場した中で、ただひとり決勝ラウンドに進んだのが福井工業大学1年生の小木曽さんだった。

今月は、連覇をかけた日本アマで、マッチプレー進出のためのプレーオフに敗れ、飲んだばかりの悔し涙を晴らすタイトル。「今年の日本アマは、手も足も出なかった。勝ちたいと意気込みすぎて、焦りがあった」と、あの悔しさをぶつけた4日間。

最終日には、未知の世界にもトライした。
「4日間で、2桁アンダーをマークするのは初めてでした」と、インスタートのこの日はプロのバーディ合戦にも懸命に食いついた。
インスタートのこの日は、前半に3つ伸ばして“大台”に乗ると、「初めてのことに、どんな感覚か分からなかった」と後半は戸惑いながらも通算12アンダーまで伸ばして、福島で過ごした週末は、近い将来への糧になる。

今週は、久しぶりに日本ツアーでプレーした松山英樹を仰ぎみて、「僕とは次元が違いすぎて。まだ僕が意識して、プレー出来るような人じゃないけど。いずれ自分も松山さんのような選手になりたい。世界で活躍できるようなプレーヤーになりたいです」。

今年は、来季ツアーの出場優先順位を決めるQTにも初挑戦。9月に栃木県のサンヒルズカントリークラブで行われるセカンドステージから挑む。「来年からツアーに出られるように、頑張ります」。
ここ福島から、松山に続け・・・!!

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