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バンテリン東海クラシック 2025
小木曽喬が1差2位「地元で勝つのが目標」先週2位で帰省
愛知県・名古屋市出身の小木曽喬(おぎそ・たかし)が、地元に戻っても好調だ。

4アンダーで入った後半アウトの4ホールで、バーディ、ボギーを繰り返す場面もあったが、最後9番でべたピンのバーディ締め。
首位と1差の3位に11人が並ぶ大混戦にしっかりと名前を載せた。
先月は2週連続で惜敗を味わってきたばかりだ。
北海道での「ANAオープン」は最終日を4打差の5位で出て、一時は1差と迫ったが、後半の失速で5位終戦し、大阪で行われた先週の「パナソニックオープン」は、8打差の20位から出て自己ベストの「62」で猛追。
終了時点の1打差が、勝俣のショットインイーグルで3差と開き、諦めて取材に応じたが、その後、勝俣の連続ボギーでまた1差に縮まった。
めくるめく展開に、気持ちが忙しかったが「勝俣さんが17番でパーを取られた時に、諦めました。4日間のうちの“1打”になったのかな」と潔く、最後は勝ち負けにも関わらず、1差の2位で並んだ堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)と18番に戻って、勝俣を祝福した。
本大会は、日本勢の最年少17歳で「日本アマ」を制した2014年にアマ出場してから、昨年まで5度挑戦。
一昨年と昨年の8位と5位で、2度のトップ10も記録しており、「相性の良いコースとは思いますし、去年もチャンスのある位置で回れていた」と好感触はあるが、地元が誇る名門・三好の難しさも、刷り込み済みだ。
「フェアウェイに打ち続けることが大事」と、改めて自分に厳命し、「地元で勝つ、というのが目標。最後9ホールで勝負できる位置にいたい」と、掲げた。














