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ハナ銀行 インビテーショナル 2025

小木曽と比嘉、生源寺が公式会見で意気込み

韓日共同主管の「ハナ銀行インビテーショナル」は開幕を翌日に控えた11日、両ツアーの注目選手による公式会見を実施。

日本ツアーのJGTOからは昨年覇者の小木曽喬(おぎそ・たかし)を筆頭に、22年賞金王の比嘉一貴(ひが・かずき)と、現在賞金1位を走る生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)が出席した。


韓国ツアーの選手とフォトセッション。左から比嘉、朴、小木曽、ハム、生源寺、文。和気あいあいは今日まで!


まずは、連覇がかかる小木曽
開催コースは「The Heaven Country Club」に変わっても、プロ10年目のツアー初優勝を飾った余韻は残る。

先週のJGTO主催「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」では、初日に単独トップに立つなど(結果6位タイ)調子も上向き。
「韓国でプレーするのを楽しみしていました。自分の調子も上がってきているので期待しながら頑張りたい」と、意気込みを述べた。

比嘉は、年間4勝を挙げた22年に、韓日亜共催「Shinhan Donghae Open」で、圧勝のその年3勝目を挙げて賞金王に就いた経緯もあり、韓国PGAツアーでも、今なお注目選手として名前が挙がる。
「せっかく高く評価してもらっているので期待に応えられるように頑張りたい」と、おのずと気合が入る。

通算6勝目を飾った22年の「ダンロップフェニックス」以降の新しい勝ち星はまだないが、戴冠後はつとめて海外ツアーを転戦。
今季も年明けからアジアンツアーに出場し、ニュージーランドでは1差の2位につけるなど、いつ勝ってもいい状態ではある。
「韓国ツアーで優勝して、それをきっかけに賞金王になる道もある」と、3年前の再現を思い描く。
「良い状態は続いているが、勝つためには流れやきっかけが必要。早くつかんで優勝したい」と、意気込む。

そして、今季JGTOの開幕戦「東建ホームメイトカップ」でツアー初優勝を飾り、現在賞金1位を走る生源寺
「2位との差はそんなにないので、今週もっともっと広げられたらいいな、と思いますし、韓国には強い選手がたくさんいる。その選手たちにもしっかり勝てるように頑張ります」と、やる気も自覚も満タンだ。

大会への抱負は三者三様でも、新コース「The Heaven Country Club」への印象は、3人ともほぼ一致。
「グリーンの傾斜が強いので、外してはいけないところに打たないこと。ショット力が大事」と小木曽

比嘉も「グリーンのアンジュレーションがすごくて、ラフから打つのと、フェアウェイから打つのでは、ボールの転がり方が違う。フェアウェイキープと、ロングパットでいかにセーブできるか」。

「パッティングが非常に気になります」とは生源寺だ。同様に難解なグリーンを警戒しつつ、「コースコンディションは素晴らしいですし、パー5は全部届く距離なので、エキサイティングなゲームになるのではないか。そこでしっかりとスコアを伸ばして上位争いしたい」と、話した。


今週は韓日ツアー共同開催。どちらのツアーが1番に?!

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