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とおとうみ浜松オープン 2012

「とおとうみ浜松オープン」は毎日5時間、4日間計20時間ぶっとおし生!

“かっきー”こと柿沼さんと二人三脚! 深堀
今大会のテレビ放送スケジュールに注目して欲しい。今週は、BSーTBSで毎日5時間、生放送。しかもそれが4日間。ゴルフトーナメントの中継としては、ありえない長さである。

超・ロングライブ放送は、視聴者のみなさんを飽きさせない仕掛けがたくさんしてある。
まずは、3番ティと5番ティにかけて設置された移動式カメラだ。

ゴルフトーナメントとしては、これまた初の導入は、陸上競技ではお馴染みだそうで、2ホール間の上空を縦横無尽に行き交うカメラがとらえる映像は臨場感たっぷりで、選手の迫力ある弾道の一部始終が見られる。

また、今年も2人のキャディに音声を拾うピンマイクをつけて、ラウンドしてもらうことになった。
選手は深堀圭一郎と、宮里優作。

深堀のバッグを担ぐのは、「カッキー」の愛称で親しまれている柿沼基介さん。先週の日本プロで2位につけて上昇ムードの深堀は、「カッキーと僕の臨場感たっぷりのやりとりを楽しんでいただくためにも、ぜひ上位で戦いたい」と、意気込む。

杉澤伸章さんは、宮里とタッグを組んで今年で2年目。もはやコンビネーションも抜群で、「聞かれちゃまずいことも言っちゃうかも」と、杉澤さん。
「テレビだし、生だし、自嘲しないとね」と、そう考えるほどに「言葉に悩んでしまって無口にならないように」と杉澤さんは、今から警戒心でいっぱい!?
宮里は「おそらく、ファンのみなさんも興味のある部分。キャディとプロの関係はこういう感じなんだな、というのを見てもらえれば」と、話す。

「最終的にクラブの番手は自分で決めますが、数字には表れないフィーリングの部分は、杉澤さんを凄く信頼している。その辺のすりあわせを見ていただければ」。
また、「去年は杉澤さんにすごく助けてもらったので。今年はその恩返しが出来れば」と、映像に二人三脚の成果もプラス出来れば最高だ。

ここグランディ浜名湖ゴルフクラブは、遠州灘からの風が吹かない日はなく、それこそが宮里にはアドバンテージ。

沖縄県出身のプロ10年目は、強風下のラウンドこそ故郷に帰ってきたようで、「気持ちが落ち着く」と、難条件も歓迎モードで、「第2回大会も、楽しみにして来ました。今年もプロとお客さんが一体となって盛り上げていけたら」。
最高の相棒と、そしてゴルフを愛してやまない地元ギャラリーの後押しを受けて、宮里が悲願のツアー初優勝を目指して歩く。

  • 宮里と杉澤さんはコンビを組んで2年目! 悲願のツアー初優勝を恩人に贈れるか

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