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〜全英への道〜ミズノオープンゴルフトーナメント 1999

「強のシャワーを浴びてきました」深堀圭一郎

 初日は、午前9時ごろから、強い風を伴って降り出した雨で、12時46分から約1時間、中断を余儀なくされた。
 雨の中、懸命に戦った選手らはみな、ホールアウト後グッタリ。
暫定11位につけた深堀圭一郎は、この日、4回もグローブを取り替えてラウンド。
「すごいよ。打つために傘から出た瞬間、びちょびちょなんだもん。(レベル)強のシャワー浴びてきたみたい」とホールアウトしてホッとした表情。
しかし、「雨の中でもびくともしないのはすごいね」と、コンディションのいい今大会のグリーンには感心していた。
「傘を差しても、どうにもならない。アメリカでもこんなにひどい雨の中をプレーしたことがない」というアマチュアの今田竜二は、雨支度をしてこなかったことを後悔。カッパも、キャディバッグを覆うカバーも持たずのプレーに、「バッグの中に水がたまっちゃって、グリップもグチョグチョ。滑っちゃいました」と、荒天の中、かなり不満の87位(暫定)タイスタート。

 「この雨の中でも、堅いゴルフするね〜」と、自画自賛は尾崎直道。
 2バーディ、1ボギーの71。暫定19位につけて、「こういうときは、まず安全なところに打っていって、2オンして2パットであがるという気持ちでゴルフするのが一番」と、パーを意識したゴルフに徹して、土砂降りの雨の中、まずまずの滑り出し。そして、荒天の中でもびくともしない好コンデイションには、「グリーンもフェアウェーも、素晴らしい出来だね」と感心しきりだった。

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