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フジサンケイクラシック 2008

谷原秀人「教えた途端にこれだよ」

前半の18番で8メートルの長いチャンスを決めて、16番からの3連続バーディを含む3アンダーのスタートは「最高ですね」と、納得顔のディフェンディングチャンピオン。

しかし、4打差の単独首位には7アンダーで、3つ下の後輩が立ちはだかった。
しかも藤島は先週、谷原がレッスンしてやったばかりだ。

自分の教え方が完璧だったとも言えるがそれでも、なんとなく腑に落ちない。
「教えた途端にこれだよ」と呆れ顔で吐きだした。
「いきなり結果出されたら・・・1割くらいもらわないといけないな」とまんざら冗談でもなくつぶやいた。

それでも後輩が上位にいたら、「自分も頑張らないといけない、という気にはなる」。

標高が高いせいだろうか。
この日初日は他の選手より、なぜか1クラブほどアイアンが飛びすぎて距離感に戸惑ったが「今日、やったからもう大丈夫。把握は出来たから」。

連覇に向けて、カウントダウンが始まった。

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