Tournament article

つるやオープン 2007

宮瀬博文「俺もまだまだやれるじゃん!」

最終18番でパーパットを決めて、思わず吐き出した大きなため息。もちろん、優勝できれば最高だった。しかし宮瀬には、それと同じくらい価値ある2位だった。

昨年、14年間守ってきたシード権を失った。出場優先順位を決めるファイナルQTにも失敗し、ランク49位はツアー前半戦の出場権も、ほぼ絶望的となった。

2003年大会優勝の資格で迎えた今大会が今季初戦。
少ないチャンスをきっちり生かした。

首位でスタートした3日目は「意識しすぎて、自分にプレッシャーをかけたかもしれない」。
74を打って、一度は首位と5打差の4位に後退。

そこからしぶとく蘇った。
6番パー5から4連続バーディを奪って、一時は首位と1打差に詰め寄った。

そこまでは、いっさい見なかったリーダーズボード。
15番パー5で自分の順位を確認したことで、やはり力が入ったか。
ティショットを大きく右に曲げて、チャンスホールでパーに終わったのは痛いが、次週の出場権を手にしたことは大きな収穫。

「ここまで頑張れたことで自信がついた。俺もまだまだやれるじゃんってね!」。
復活にむけて、力強い一歩を踏み出した。

関連記事