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アコムインターナショナル 2005

今大会までの獲得賞金ランク上位3位までの選手にWGCの出場権

アコムインターナショナルまでの獲得賞金(国内のみ)ランキング上位3位までの選手に、世界ゴルフ選手権アメリカンエキスプレスチャンピオンシップの出場権が与えられる。

その権利を得たのは、同ランク1位につけた深堀圭一郎(=写真上)と、同2位のS・K・ホ(=同中)と、3位の今野康晴(=同下)。

だがそのうち深堀は、現時点では出場を辞退する意向を示している。
同じ週に、サポート契約を結ぶコカ・コーラが主催する『コカ・コーラ東海クラシック』があるからだ。

「長年、世話になったスポンサーの試合を休むわけにはいかない」と、一度は心を決めたが、実はまだほんの少し迷っている。

アメリカンエキスプレスチャンピオンシップは、賞金総額750万ドルのビッグトーナメントで、予選カットがない。
しかも、ここで得た賞金はシーズン終了時に日本ツアーの賞金ランキングに加算される。

目標だった自身初の賞金王の座へ近づく大きなチャンス。
それをみすみすフイにするのは、あまりにも惜しい・・・。

「いちどスポンサーのみなさんとも話し合ってみて・・・数日中にも、どちらにするか決めたい」と、明言を避けた。

一方、SKと今野は勇んで、世界舞台に参戦する予定だ。
SKは、このままいちど韓国に戻ってから、改めて会場の米カリフォルニア州ハーディングパークゴルフクラブに向う。

そのあと、再び韓国に戻って今度は今年発足したばかりの母国ツアーに出場する。
その会場が、自宅から車で15分という便の良い場所なだけに「家から試合に通ってちょっとゆっくりします。体を休めてから、また戻ってきます。・・・たくさん稼いで、帰ってきますよ」とニヤリ。

SKの日本ツアーへの復帰は、10月20日に開幕するブリヂストンオープン。
そのころには、賞金ランキングはどう入れ替わっているか・・・。

※上記原稿はアコムインターナショナル最終日の25日(日)時点のものです。
この翌日の26日(月)に、深堀は正式にWGCアメリカンエキスプレスチャンピオンシップへの欠場を決めました。
この週は日本にとどまって、ホストトーナメントに参戦。賞金王への道を目指します。

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