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住建産業オープン広島 2000

「同じミスでも、攻めてミスしたほうが自信を取り戻せる―。これは丸山の言葉。」

深堀圭一郎を取り巻く人々。中でも丸山茂樹の存在は特別だ。

 メンタル面で不安を抱いたら、「いろんな人に話しを聞く」という深堀。2日目にリフレッシュを兼ねて観戦に行っている横浜ベイスターズの谷繁元信捕手や、昔格闘技をやっていたという父・孝さんらが良き相談相手。
 中でももっとも信頼を置くひとりが、ジュニア時代から共にしのぎを削ってきた丸山茂樹だ。
 「同じミスでも攻めてミスしたほうが、後々自信が取り戻せる―これは丸山が以前、僕に言ってくれた言葉。僕らはこれまで、そうやってお互いにたくさんの言葉をかけあってきた」。
 現在、丸山は米ツアー参戦中だが、今でもはるか海を超え、メールや国際電話で交流を深めている。
 「言葉ばっかりで、行動が伴わない人もいる。言葉は少ないけど、その人の生き様やプレースタイル、行動が僕を勇気づけてくれることもある。いつも丸山ははっきりとした目標を持っていて、それが僕をゾクゾクさせてくれる。今年の丸山の活躍は、僕の支えです」。
 98年の全日空オープンから1年10ヶ月、なかなか勝てなかった日々。まわりを取り巻くたくさんの人々が深堀を支えた。

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