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獲得賞金ゼロから…。藤本佳則が「優しさに感謝」

恩人に感謝しきれぬ初日となった。

大会主催の国際スポーツ振興協会(ISPS)の所属プロになってもう長い。

今季初戦を果たしたスポンサー試合で藤本佳則(ふじもと・よしのり)が、6バーディ、1ボギーの「66」をマーク。

 

ショットの状態は、絶好調時に比べればまだほど遠い。

「でも今日はアプローチとパットでスコアを作った」。

2012年にデビュー5戦で初優勝を飾り、2013年には2勝目を挙げた。

当時の勢いは、まだ戻ってはいないが「今週はもともと出場権がない状況で、こうして出させていただいた。試合をしないとなかなか自分の状態をはかるのは難しいなか機会を与えていただいて、本当にありがたい」と、推薦での出場にまず感謝。

 

「いつも僕ら選手のことを気にかけて、優しい言葉もかけていただいた。恩返しできるのは成績でしかない」と、半田晴久・ISPS会長への思いを吐露した。

 

東北福祉大在学時からプロの試合で活躍し、駆け足でトッププロの地位を築いた。

その藤本が、ついに獲得賞金0円に終わったのはコロナ禍の20-21シーズン。

 

20年は左手親指痛で1試合も出られず、21年は開幕直前に左肩に大量の水がたまる症状で、「肩が外れるみたいな感じ」。

思うがまま振れずに21試合に出場して予選通過はゼロ。
「楽しくない。一時はゴルフをするのも嫌でした」。
8季続けた賞金シードで陥落したばかりか、12月のファイナルQTも92位に終わり、今季はABEMAツアーからの復活に賭けている。



「大きなことを言える立場ではありませんが、試合に出てつかめることもある。出せていただいたことに感謝し、今はとにかく諦めずにやっていきたい」と、ひたむきに復活を追う。

 

頑張れよしプロ

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