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マイナビABCチャンピオンシップ 2016

ジュニア育成プロジェクト! 高校生たちの競演もお見逃しなく

金谷さん
高校生たちによるベストアマ争いが熾烈だ。
朝日放送系列が主催するトーナメントで実施されているジュニア育成プロジェクト。その年の対象試合で、顕著な成績を残したジュニアをプロの試合に招待する取り組みで、今週は3人が挑戦した。

中学2年生(岡山市立京山中)の三田真弘(さんだまひろ)さんは、残念ながら予選落ちを喫したが、この取り組みの中から広島国際学院高校3年の金谷拓実(かなやたくみ)さんと、日本ウェルネス高校3年生の小斉平優和(こさいひらゆうわ)さんが決勝ラウンドに進んだ。

この日3日目は、金谷さんがボギーなしの68をマークして、最終日を前に一歩抜け出た。

昨年の日本アマを史上最年少で制した金谷さん。日本オープンではV争いの末に、ローアマを獲った。
「去年が良かっただけに、自分に期待していた」と迎えた今シーズンは、これまでプロの5試合で一度も予選通過が出来ずに「つらかった」。
来季のプロ転向を期して、現在QTサードまで駒を進めているだけに、今週は今季初の決勝進出にやっと「伸び伸び出来ている」と、週末こそ本来の実力を発揮してきた。

そんな金谷さんにライバル心バシバシは、興國高校(大阪)1年の蝉川泰果さんだ。
蝉川さんは、金谷さんや小斉平さんとは別ルートで自身初の決勝進出にこぎつけた。地元・兵庫県加東市出身で、兵庫教育大付属小の5年生時に観戦。石川遼に、ジュニアレッスンを受けたという思い出の今大会は、24日月曜日に行われたマンデートーナメントから勝ち上がると、みごと予選通過を果たしてみせた。

金谷さんは、高校ゴルフ選手権で一緒に回って敗れた相手だ。また小斉平さんには日本ジュニアで負けており、「今度こそ一番上に行きたい」と、2人を大いに意識しながらの最終日。
名前の「泰果」=たいがは、タイガー・ウッズに因むというだけあって、「明日はバーディを10個獲るくらいの気持ちで行きたい」。
生きのいい高校生たちの競演にもぜひ、熱いご声援を!!

  • 小斉平さん
  • 蝉川さん

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