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関西オープンゴルフ選手権競技 2016

三田真弘(さんだまひろ)さんが14歳と51日の決勝進出

4アンダーの2位タイで出た初日は、その夜クラスメイトからたくさんのメールをもらった。開けて2日目はスタートから大勢のギャラリーから声援を受けて「緊張してしまいました」と、出だしから4連続ボギーには、さすがに冷や汗が出た。

「アドレナリンが出てアイアンが1番手飛んでいた」と、ただでさえ高低差のあるコースで距離感が合わずに「最後はぎりぎりになるのかな」と、ちらりと普段もよぎったが、15番ではピンそばのこの日初バーディを奪うなど、結局通算イーブンパーの16
位タイは、2009年の「VanaH杯KBCオーガスタ(現RIZAP KBCオーガスタ)」で伊藤誠道が記録した14歳21日に次ぐ年少記録で、自身初の決勝ラウンドに進出した。

この日本最古のオープン競技は、予選会を突破したアマチュア23人が出場を果たした。プロとしのぎを削ることで、明日のスター選手の誕生を支援しようという大会コンセプトのもとに、三田さんをはじめ6人ものアマチュアがみごと、予選通過を果たした。
「残り2日も自分のプレーをして、少しでも上へ」と、語った三田さん。初めてトーナメントで過ごす14歳の週末。さあ、未知の世界へ、いざ挑戦だ!

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