記事

カシオワールドオープン 2014

21世紀少年! 12歳の三田真弘(さんだまひろ)さんが出場

とうとうそんな時代がやってきた。男子ゴルフツアーに、初めて21世紀生まれの選手がお目見えした。
岡山市立京山中1年生の三田さん。「ジャパン・ジュニア・オールスター」の12〜14歳の部で優勝。15〜17才の部をあわせた総合の部でも優勝して、今大会の出場権を得た。

2002年生まれのまだ12歳ながら、プロ顔負けの44インチはロフト8.5度のXシャフトで、平均260ヤード前後も飛ばす。
体重60キロに対して身長168センチも、「去年の夏ぐらいから、伸び出した」と、これからますます成長盛り。
お父さんの謙二さんの練習についていって、ゴルフの面白さにハマったと3歳からクラブを握るが、今は謙二さんが東京で単身赴任中。
「友達も、ゴルフをする人はいないし、毎日一人で300球は打つ。どうやったら真っ直ぐ飛ぶんだろうと、自分で考えてやってみる」と、ゴルフもこれからますます伸び盛りだ。

ジュニアの試合であれ、プロの試合であれ「負けていい試合なんてない」と頼もしく、今週の目標も「まずは予選通過をして、そこから上を目指していく」と並み居るプロにも負けたくはない。
「プロのみなさんは来週、最終戦を控えて結果を残そうという中では集中力も違うと思うし、そういう空気も経験してみたい」。21世紀のゴルフ少年が、将来の“予行演習”には、うってつけの舞台に挑む。

関連記事