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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2015

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIPスナッグゴルフ交流大会を開催

谷原秀人がツアー11勝目を飾った、HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP最終日に、地元の印西市の小学生と、隣接の茨城県霞ヶ浦周辺の小学生を対象とした、スナッグゴルフ交流大会が開催され、29人が参加してプロと同じ舞台でスナッグゴルフを競い合った。

印西市では2007年まで開催されていた男子プロゴルフトーナメントによるスナッグゴルフの小学校への寄贈が13校、そして今年から新たにHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPにおける社会貢献活動として、牧の原小学校と本埜第一小学校の2校の計15校にスナッグゴルフが導入されており、印西市スナッグゴルフ大会や全国大会を目指した千葉地区予選会も開催されている。
また、昨年まで美浦ゴルフ倶楽部で開催されていた同大会の社会貢献活動として、霞ヶ浦周辺の14校がスナッグゴルフを導入し、霞ヶ浦スナッグゴルフ大会も開催されている。
今回の交流大会は、これらの各地域での大会参加者を対象に開かれた。

前日までの秋晴れは、朝から重たい雲が立ち込めて、降り始めた雨は衰えることなく降り続いたが、開会式に集まった児童たちに、「本日の天候では予定した9ホールのプレーが難しいかもしれないけれど、9ホールを全てプレーしたいですか?」と尋ねると、「やりたい!」との元気な声に後押しされて、各スタートホールで自己紹介と握手をしてティーオフが始まった。

競技は、大会主催者でもある、株式会社平和とPGMホールディングス株式会社、そして印西市スポーツ推進委員連絡協議会の皆さんが、子どもたちのスコア記録やホールマーシャルをお手伝いしてくださり、天候にかかわらず円滑な進行で進められた。

初めて行われた交流大会では、パー33の設定の中で、21という驚異的なスコアを記録した、印西市立原山小学校髙石美澄さんが6年生の部で優勝するなど、各学年の部ごとの表彰が行われ、優勝副賞のパイナップルを手に、喜びの笑顔で記念撮影に納まった。
尚、6年生の部で優勝した髙石美澄さんと、5年生の部で3位となった印西市立小倉台小学校の西尾活誠くんは、同じ組でまわっての2番ホール20ヤードで、なんとホールインワンを達成しており、同組同ホール同時ホールインワンというスナッグゴルフの新しい記録も樹立した。

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIPを主催する株式会社平和、PGMホールディングス株式会社、共催する一般社団法人日本ゴルフツアー機構、そして公益財団法人ジュニアゴルファー育成財団では、大会を通じた地域社会との連携により、地元の子どもたちがゴルフに触れる機会を提供するべく、開催地域の小学校にスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈・導入を行っており、プロゴルフトーナメントを通じた開催地域での新しいスポーツへの取り組みを応援している。

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIPスナッグゴルフ交流大会成績上位
(9ホール/390ヤード/パー33)

●6年生の部優勝
髙石美澄 印西市立原山小学校 21
●5年生の部優勝
荒井翔輝 印西市立原小学校 25
●4年生の部
太田龍将 印西市立西の原小学校 25
●3年生の部
鈴木健士朗 印西市立高花小学校 33
●2年生の部優勝
美間祐人 潮来市立牛堀小学校 37
●ホールインワン賞
髙石美澄(印西市立原山小学校6年) 2番ホール20ヤード
西尾活誠(印西市立小倉台小学校5年) 2番ホール20ヤード

★全ての成績は「コチラ」よりご覧いただけます。

  • 同組同ホール同時ホールインワンを記録した西尾活誠くんと髙石美澄さん
  • 各学年の部の優勝者と公益財団法人ジュニアゴルファー育成財団の石橋保彦理事長と一般社団法人日本ゴルフツアー機構の海老沢勝二会長

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