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つるやオープンゴルフトーナメント 2013

ジャンボ尾崎は22位タイに後退

今朝は、いったん首を通したウェアを、ふと思いついて衣装替え。勝負カラーの紫を基調としたポロシャツに替えたのは、「今日が一番、テレビに映ると思ったからだよ!」。

着替えた甲斐はあった。
62をマークして、史上初のエージシュートした大会初日。2日目も、暫定ながら首位を死守した。
この日は日没サスペンデッドになっていた第2ラウンドの残り競技が終わると、4位タイと順位を下げたが、それでも66歳の勇姿みたさに集まった大ギャラリー。
スタートの1番ティを見渡して、「話題を提供したからな!」と、ご満悦だ。

だが、笑顔もここまでだった。
1番ホールは、打ち上げのグリーンに、クラブを腰にあてて、どうにかのぼった。
ラウンド中の簡易チェアも普段以上に手放せず、インターバルではよっこらせと腰を下ろした。

這々の体で上がってきて、「駄目だ、体が動かない」。
66歳には、やっぱりきつい。
「初日は軽かった体。段々、日々重くなる。日々成長じゃなくて、日々落ちていく。嫌になっちゃう」。
体の疲れは当然、スイングにも影響する。
「微妙な体重移動とか、タイミングがずれるから、思った感じで出来ない」と、初日の凄みはどこへやら。
一進一退が続いて、22位タイまで落ちれば改めて、ウェアを着替えておいて良かった。

「そんな俺の計算、分かってくれた?」とおどけたが、いえいえ、まだまだ。順位を下げたといっても、きっと最終日も大勢のファンが、あなたの勇姿を見届けるはず。
本人も、前を見据えて「こういう状況の中でも自分のゴルフができるような、策を講じないといけない。明日はそれを探す」と力強く、最終日も自分に鞭打つ。
「良い1週間にしたいね」と、歌うように言った。

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