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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2013

深堀圭一郎は「プロとして、出すときは出さないと!」

3番で、10㍍のパーパットをしのいだことで、流れをつかんだ。前半は4つのバーディで折り返すと、後半は12番で、「右奥から16歩が入った」と、距離にして15㍍を沈めたのを契機にそこから3連続バーディで、首位の池田を追いかけた。

このマイナビABCチャンピオンシップは2008年に初日から、首位を走り続けて、大会初制覇の絶好のチャンス。「でも最後に遼くんに負けた」と渾身のV争いも、最後は石川にプロ転向後の初Vを譲ったことが、深堀には今も悔やまれる。

「ツメの甘さがあとあとのケガとかにつながっていった気がする」と、翌年の2009年には左足底の手術に踏み切るなど、40歳を契機にこの5年はさまざまな苦難を経験してきただけに、「あのとき、ちゃんと勝ちを取れなかった自分が良くない」という後悔があったのだ。
「プロとして、出せるときは結果を出しておかないといけない」と、あのとき逃したツアー通算9勝目を5年越しに取り返しにいく。

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