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サン・クロレラ クラシック 2010

歴代チャンピオンが復調の兆し、谷原秀人が1アンダー(1R)

2日がかりの第1ラウンドは、最終18番で「ナイスパー」。2メートルのパーパットを拾い、1アンダーで上がった谷原は同組の深堀圭一郎、井上信らと笑顔で握手を交わして「また夕方に!!」。

先週から2試合連続のサスペンデッド。また今季は中止、中断になったトーナメントはすでに6試合と波乱が続いているが、「僕はいまだに早起きに慣れない」と嘆く。

それでも昨晩は早めに夕食を取り、「酔っぱらって気持ち良く寝た」と、この日は懸命に布団をはねのけて早朝4時起き。
6時22分からの競技再開も、思い出の舞台で集中力は途切れなかった。

2006年大会のチャンピオンは今季、少し元気がないが、「徐々に良くなってきていると思います」と、賞金ランキングは自己最高の2位につけた同年のゴルフも、戻りつつある。

続く第2ラウンドのスタート予定まで、約6時間はたっぷりある。
「帰ってちょっと寝て、また来ます。今日は“おはよう”って2回言わなきゃ」と、笑っていた。

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