姉の結さんはプロゴルファーで黄金世代の一員。７歳のころ、結さんの影響でゴルフを始めた。松山聖陵高校２年の2017年に『全国高校選手権春季大会』で優勝。日本体育大学３年の20年には初出場の『日本オープン』で２日目終了時に首位に立ち、最終的には５位でローアマを獲得した。21年の『パナソニックオープン』では３日目に63をマークするなど爆発力は高い。この時は最終日に崩れてしまったが、その翌週、ABEMAツアーの『TIチャレンジin東条の森』最終日に６打差33位から64を叩き出して大逆転。同ツアー４人目のアマチュア優勝を成し遂げた。魅力は飛距離。18年の『フジサンケイクラシック』２日目には実に353ヤードを記録している。昨季の平均は318.92ヤード。出場数が少ないので単純比較はできないがドラコン王の幡地隆寛を上回る数字だ。プロデビューする今季、スケールの大きなゴルフが期待される。