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ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 2026

首位の前田を1差で追う。推薦出場の和田章太郎が恩人も師匠も喜ぶチップインバーディ締め

前日初日に大会コース新の「61」をマークして、4打差の首位発進していたACN所属の前田光史朗(まえだ・こうしろう)は、この日イーブンパーの「71」。
通算10アンダーで単独のトップは死守したが、差は1打にとどまった。

対して、30歳の和田章太郎(わだ・しょうたろう) が、前・後半最後の9、18番共に、得意のアプローチを駆使してチップインバーディ締め。
この日ベストスコアタイとなる5アンダーの「66」で、ジワリと2位タイグループに食い込んできた。


両手ぶくろショットも特徴のひとつです


夕陽と歓声を浴びて上がってくると、「ナイス!」と、恩人の嬉しそうな笑顔。
本大会は、かねてよりお世話になる大会主催のカンテレこと関西テレビさんの役員さんのご尽力で推薦をいただいての参戦である。

「結果が一番のご恩返しになりますのでまずはきょう、というところで、喜んでいただけてよかったです」と、笑顔がほころぶ。

ご家族とのハワイ旅行でゴルフに目覚め、地元福岡の福岡第一高校3年時の2013年に「日本ジュニア」や「九州アマ」制覇。同年にプロ転向したが、出場機会には、なかなか恵まれないまま月日は流れ、2024年はファーストQTで敗退。

翌25年は稼ぎ場を求めて韓国ツアーに乗り込んだことで、和田のゴルフはがらりと変わった。
「韓国ツアーのコースって、7400とか500とか、距離が凄い長くて。グリーンも50ヤードとか、普通に凄いデカくて5段くらいあるんです。その中で、タタミ2、3畳(じょう)くらいに落としていかないといけない。1個ずれちゃうと、グリーン上でもアプローチとか」。

揉まれるうちに、自身の弱点にしていたショット力がみるみると磨かれた。「たまに日本に帰ってくると、すごい成長を感じられる」と、いま、非常に手ごたえを感じている。

プロ14年目だが、レギュラーツアーでは未勝利で、賞金シードを獲得したこともない。
でも、今季主戦場の「ACNツアー」では、幾度も2016年以来の通算2勝目に迫る勢いでV争いを重ねて、トップ10は4回。先週の最終戦で、ポイントランク12位に食い込み、来季レギュラーツアー前半戦の出場権を確保できたばかりだ。

「よくやった」と2014年賞金王の小田孔明(おだ・こうめい)にはデビュー前から“チーム孔明”の一員に加えてもらい、今や総勢40人超と、冬合宿のコース選定が難しくなるほど一大勢力となっても、昔と変わらず目をかけてもらえる。

昨季限りで引退してしまったが、「やっぱり孔明さんの存在は凄くデカいので。いま一緒のフィールドにいられないからこそ頑張らないといけない。いい報告ができればいいな」と、その点では気合が入るが気負わない。
「優勝は、もちろん目指してプレーしますけど、めちゃくちゃ強い人たちがたくさんいるので」と苦笑し、「その中で、どれだけ通用するか。自分は腕試しのつもりでできればいい」。

一時期はひどい鼻炎でプレー中もマスクが手放せなかったが、数年ほど前に思い切って手術をして今は快適。
週末も好スコアを連発して、カンテレさんのテレビ中継でいっぱい顔を映してもらおう。

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