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ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 2026
代表と谷口徹。所属プロの第一号・前田光史朗が初優勝を見せたい人
大事なホスト試合でひとつ偉業を打ち立てた。プロ5年目の初優勝を狙う前田光史朗(まえだ・こうしろう)が、大会コース記録を1打塗り替える「61」をマークした。

ちなみに、自身のベストスコアも1打更新。
17番で、2打目を左のラフに外したのがきょう唯一のミス。でも、3打目のアプローチをピン手前1メートルに乗せて、ナイスセーブ。
ボギーなしの10バーディを奪った初日は「120点のゴルフができた。すべてが上手くかみ合った」と、余裕の満点越え。
きょうは、6時半にセットした目覚ましより1時間も早く目が覚めた。
「ホストプロだから、アドレナリンが出ていたのかな?」。
まさに、早起きは三文の徳だった。
「ホスト試合でレコードが出せたことにすごくご縁を感じますし、いつも応援いただいている企業さんなんで。本当に嬉しく思います」と、日ごろの感謝もすらすらと出てくる。
今週は、7人のホストプロが出場する中、前だが大会主催のACNグループをメインスポンサーとする“所属プロ”の第一号に決まったのは、昨年。
「1年の中でも一番勝ちたい試合」と、今年も照準を合わせてやってきた。
本大会では、開催週の火曜と水曜とで2日間にわたって行われるプロアマ戦で、前田は火曜日に、同社の藤岡代表とプレー。
契約締結のきっかけとなった3年前の「バンテリン東海クラシック」のプロアマ戦での初ラウンドから幾度となくご一緒させていただくが、「俺と回ってまだ勝てないのはお前くらいだぞ」と、藤岡代表から、はっぱをかけられ苦笑いだ。
「代表と回ったプロはみんなすぐ優勝するっていうジンクスがあるんですけど、ほんとう、まだ優勝できていないのは僕くらい。そろそろなのか、もう時効なのか…」。
今週はどちらに転ぶか、自分次第。
初日の好発進には定評がある。
でも、今季5月の「中日クラウンズ」⇒「関西オープン」⇒「日本プロ」でも、3試合連続で首位発進しながら、24位⇒27位⇒10位で終戦している。
「アイアンショットとか、凄い調子がいいのでその中で、ついピンに行っちゃう気持ちをしっかりと抑えながら…」。
何度目かの正直を自身に言い聞かせる前田に、きょうはサプライスゲストが来場した。
26歳のリーダーを18番グリーンで出迎えたのは、ツアー通算20勝で歴代賞金王(02、07年)の谷口徹(たにぐち・とおる)だ。
昨季限りでレギュラーツアーを退くと決める前まで同じトレーナーさんというご縁で可愛がってくれ、前田が今季3度目のトップ10入りを果たした2週前の「フォーティネット プレーヤーズ カップ(6位)」でも、労いのラインをもらったばかりだった。
大会コース新を記録したこの日は「凄いやん!」と、満面笑顔で褒めてくれ、「最後までエネルギー残しときよ」との金言を授けて去った。
「ほんと、ありがたいです。何十回も優勝しろよ、と言われているので…。最終日も優勝争いしてたら来てくださるかもしれない」。
大会が誇る所属プロの第一号には念願の初優勝を見せたい人がたくさんいる。













