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ドラッグストア・コスモスカップ 2026

メモも失念。新・曲げない男、勝亦悠斗の「ドタバタ」ムービングサタデー

1差の単独トップで出て、5打差をつけられ戻ってきた。
地元、静岡県富士市出身の勝亦悠斗(かつまた・ゆうと)は朝から「ドタバタ」。




プロ11年目の初V争いだ。
「きょうはなんか、ふわふわしていて…」。

朝ごはんを食べながら、ピン位置など入念に書き込んだコースメモをロッカーに忘れてきたことに気づいたのはスタートの2分前。
「いつもなら、ちゃんと気づけるような時間配分で動いているのに。どうにもできなかった」。
山浦キャディのメモでしのぐことにしたが、なんとも不穏な滑り出し。

案の定、1番でいきなりピンチに見舞われた。
フェアウェイから打った2打目が手前のバンカーに飛び込み、「ボールがギリ見えるくらいの目玉。なんであの距離でこんなに埋まったのか。とんでもなかった」。
なんとか、手前のラフには出せたが乗らず寄らずのダブルボギー。

岩田寛(いわた・ひろし)にあっけなく逆転され、その後前半3つのバーディで一度は追いついたが、最後は大差をつけられた。

「岩田さんはうますぎて。話しにならない。僕のゴルフと比べるのもおこがましいくらいすごすぎました」。
特に、凄みを感じたのが、右林から右の深いバンカーに入れながらさらりと寄せてパーを拾った1番など窮地での対応力だ。

「岩田さんも、すべてがナイスショットではないし、アプローチがべたべたつくわけでないけど、簡単にはボギーにしない」。
なんならミスもチャンスにすり替える力。
「すべてのレベルがめちゃくちゃ高かった。勉強になりました」と、ただただ感服。
「打数がつきすぎて。脅威を与えられなかったのは悔しいです」。

特に後半はショットも曲がり、昨季、稲森佑貴(いなもり・ゆうき)の10季連続を阻止して1位を獲ったフェアウェイキープも逃しがちだった。


それでも、アップダウンのきつい道を毎日、お母さんとついて歩いてくれる3歳の陽菜ちゃんや、今年契約したばかりの所属先「コヤマ・ミライエ」の社長さんらが見守る中、5メートルを沈めて作った気迫のガッツポーズや、カラーから奥7メートルを決めてバーディで締めくくった最後18番など、見せ場もちゃんと作れた。

「ドタバタしてたわりにスコアをまとめられたので。最後も入れて、イーブンパーで回れたので今日のアンラッキーはすべて許します笑」。
5打差2位の後退も、新・曲げない男の笑顔は明るかった。

「ドタバタはきょうでし終わったと思うので。また明日も最終組で回れるのでリベンジできれば」。
明日こそ大事なコースメモを忘れないのはもちろんだ。

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