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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2025
混戦を抜け出した勝亦悠斗が単独首位!@加藤金次郎も3打差優勝圏内
大会2日目も朝から厳しい暑さとなり、体力勝負の消耗戦となった。そんな中、スコアを大きく伸ばして単独首位に立ったのは勝亦悠斗。2日間通算10アンダーの単独首位で最終日をむかえる。
今シーズンの勝亦はレギュラーツアーに5試合出場しているが予選落ちは無し。ただ、パッティングが決まらず決勝ラウンドで後退することが多かった。
そこで『〜全英への道〜ミズノオープン』の際に、パッティングのコーチングを受けた。それから違和感がありながらも指摘された内容を練習でも試合でも実践してきた。
「それが新しい感覚なのか、知らないうちに癖がついてできなくなってしまっていたのかはわからないんですが、とにかくやり続けています。あまりにも(パットが)悪かったので、今はそれをやり続けようと。こうやって結果が出てくれることで、またやり切れる自信にもなります」。

元々パッティングは得意なほうで悩むことなどなかっただけに、それが狂い出したことが何よりもショックだった。どちらかと言えばショット力やショートゲームでゴルフを組み立てる勝亦にとってパッティングはある意味で生命線。そこに手を加える怖さは計り知れないものがあるが、そこをクリアしなければ先には進めないと腹を括った。
明日の最終日もスコアのことは気にせずに自分がやるべきことをやり切ることに集中するつもりだ。
また、勝亦とは3打差の通算7アンダーの8位タイにアマチュアの加藤金次郎さんがつけている。
「インスタートだったんですが難しい10番、11番をパーで切り抜けられて、いい流れで前半を3アンダーで回れたのが良かったです。予選をまずは突破することができたので、明日は楽しみながら自分のプレーができるように頑張りたいです」。
今年は『中日クラウンズ』と『〜全英への道〜ミズノオープン』に出場。ACNツアーはこれが初戦となる。開幕戦の『Novil Cup』での武田紘太さんに続く、今シーズン2人目のアマチュア優勝の可能性は十分にある。












