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BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2026

きょうは師匠の誕生日「成長した姿を見せられた」出利葉太一郎が1差2位から挑む初V

1差の2位には後退したが、土曜日の最終組でゲームをけん引したのは、組最年少の出利葉太一郎(いでりは・たいちろう)だ。




25歳が45歳の岩田寛(いわた・ひろし)と、28歳の片岡尚之(かたおか・なおゆき)を引き連れ、自身初のトップで出て、スタートの1番から連続バーディ。
「すごくいい流れを作れた」と、6番からまた連続バーディを記録し、首位のままターンしたバックナインで、急に緊張。

「心拍数が上がった」。

大会初出場を果たした、今季の初シード選手は、サンデーバックナインの洗礼を浴びて、後半スタートの10番でボギーを打ったが、12番でOBかとヒヤリとしたショットがコースのほうに戻ってくる運もあり、刻んでパーセーブ。
あがりの17、18番も耐えて、1差の2位から日本タイトルでのツアー初優勝に挑める。

きのうまで、シニアの後援競技に出ていた師匠と慕う髙橋竜彦(たかはし・たつひこ)がきょうから会場入りし、テレビの生中継でラウンドレポーターを務めている。
しかも、この日6月6日は、52歳の誕生日。記念の日に「成長した姿をちょっとは見せられたかな…」と、はにかむ。

千葉の髙橋の自宅にお邪魔するたびに見せてもらうのは、髙橋が中嶋常幸らを3抑えて優勝した2006年大会のVTRで、ウィニングパットを沈めた瞬間の髙橋のガッツポーズが、テレビカメラの背中越しに映っているのが、出利葉にも残念でならず、「明日、僕もそうなったら嫌だな笑」。

日本タイトルでのツアー初優勝となれば、最終ホールのカメラチェックも忘れたくない。
「ツアーで初めて最終日最終組で回れるというのはすごく光栄なこと。最後のほうは技術どうこうでなくなると思うので。あとは気合だったり、執念で必死にやっていきたいな」。

この日の出利葉のプレーをレポートしながら歩いた髙橋は、生きた心地がしなかったそうだ。
最終日も、弟子の雄姿をハラハラしながら見守る。


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