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中日クラウンズ 2026

出利葉太一郎が暫定4位に。若さとパワーで和合を攻略

若さとパワーで難攻不落の和合に立ち向かう。

今季初シードで戦う出利葉太一郎(いでりは・たいちろう)が、スタート遅延と中断を挟んだ2ラウンドで、5アンダーの「65」をマーク。



通算6アンダーは、暫定4位で無事2日目を終え、「きょうグリーンを外したのはボギーを打ったところ(12、13番)だけ。自信を持っていいのかな?」と、笑みがこぼれた。


「1ホール1ホール、集中していたのであんまり覚えていない…」。特に雨中の前半9ホールは記憶があいまいだが、再開後に7メートルを沈めた16番と、13メートルを沈めた最後18番はさすがに鮮明に覚えている。
「すごい長い1日でしたけど、久しぶりに長いパットが決まってくれてラッキーかな」と、頬がほころぶ。

昨年は、主戦場のACNツアーで優勝し、ポイントランキング2位の資格で出場権を得ながら、レギュラーツアーも賞金58位に食い込み賞金初シードを獲得してみせた。

同時に、PGAツアーの予選会にも一次から挑戦。
二次敗退を喫したが、「日々成長を感じて興奮した」と、貴重な経験はすべて血肉となっている。

今週は、出利葉と共に1次予選会から臨んで2次突破し、今季は米二部ツアーを主戦場にする日大同期の杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)が、一時帰国で本大会に臨んでおり、「いろいろ話を聞いて、凄く励みになっています」と、刺激を受ける。

また先々週には、師匠と慕う地元福岡の髙橋竜彦(たかはし・たつひこ)が、「ノジマカップ」でシニアツアー初優勝。
髙橋と、出利葉のお父さんが同学年で、高校時代にジュニアの試合で共に転戦した仲だそうだ。

出利葉にとっては高校(沖学園)、大学(日大)の大先輩でもあり、大学1年時に「出利葉ってもしかして…」と髙橋から声を掛けられて以来、懇意に。

「ゴルフとの向き合い方や、プロゴルファーとしての立ち振る舞い方など」。レギュラーツアーで2勝の経験を持つ髙橋から教わることは数知れず、「とにかく、今はコツコツ頑張ること。目の前の一打に必死に向き合うように、と」。
改めて反芻し、「また明日もいい結果、いいショットが打てるように準備します」と意気込む。

この日は、好調のパットを成果に挙げたが、昨季部門別のイーグル率で1位を獲るなど屈指の飛ばし屋でもある。
大会出場は、昨年に続く2度目の24歳。若さとパワーで和合に挑む。

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