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前澤杯 MAEZAWA CUP 2026

ハイパーカーも気になる! 勝てば史上3番目のブランクV。藤本佳則が復活3勝目の足音

復活の足音は徐々に大きくなっている。
7年ぶりの賞金シード復活と、13年ぶりの通算3勝目に向けて、藤本佳則(ふじもと・よしのり)が好発進した。




インスタートのこの日は、1メートルのチャンスを沈めた10番から3連続バーディダッシュ。

15、16番とで連続バーディも決まり、雨が降り出した後半9ホールは3番のバーディと、8番では188ヤードの2打目を8アイアンで10メートルに乗っけたイーグルトライも決まれば自然と笑顔も深くなる。

2012年に5年シードのタイトル戦「日本ゴルフツアー選手権」など通算2勝を挙げながら、2020ー21年に怪我が重なりシード落ちを喫した。
復活を期して、2012年から師事する阿河コーチと模索を続けてきたが、「練習でできるのと、試合でできるかはまた別のことなので」。

その中で、昨季8月のホスト大会「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」で6年ぶりの予選通過を果たしたり、ACNツアーのポイントランク18位の結果で出場資格を取り返したりと、復活の道筋を着実に辿りだしたら、「楽しいは楽しい」。

自然と勝負師の血が騒ぎだす。

本大会への初出場が決まったのは、開催の目前。そのため開幕までに行われる10日間のプロアマ戦への出番はなかったが、独特の雰囲気を満喫する。

会場に来て、特に「ゾクゾクした」というのはハイパーカーの展示。
「タイヤ4つついていたら、なんでも好き」というカーマニアは、「僕らが目指しているのとゼロ1個は違う。ふたランクも上」と、その希少性をすぐさま察知。

午後からの雨にも「濡れて大丈夫か心配。ボディカバーしたほうがよくないですか?」。
きょうもゴルフの結果以上に気になって仕方なかったようだ。

「車のためにゴルフを頑張っています」と断言する36歳にとっても、うってつけの本舞台。
13年ぶりの通算3勝目なら歴代3番目(下記参照※)。

「いま自分がその位置にいるかっていわれたら、まだわからない。優勝って、何度か優勝争いしていってできるもの。まずはいい組で最終日を回るのが今の目標です」。
今は着実に段階を踏むだけだ。




※ブランク優勝トップ3(日本勢)
1位 長谷川勝治(13年82日=1980年静岡オープン~1993年よみうりさっぽろ)
2位 横田真一(13年19日=1997年全日空オープン~2010年キヤノンオープン)
3位 湯原信光(10年51日=1992年ヨネックスオープン広島~久光製薬KBCオーガスタ)
★藤本が勝てば、12年195日は歴代3番目の記録となります

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