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Shinhan Donghae Open 2025

「希望はない、欲もない」46歳・谷原秀人がニクラウス設計コースで奮闘

谷原秀人(たにはら・ひでと)が、通算6アンダーで予選カットのリーダーボードに名前を乗せた。




46歳。
「オジサンにはきついですよ」と、ぼやきながらも全長7471ヤードの難コースで、4バーディ、ボギーなしの「68」をマークし、優勝も見える位置で決勝へターン。

今季、苦しんでいる腰のヘルニアのほかにも「痛いところだらけ。無理ですよ」と、こぼしながらも、勝負師の血が騒ぐ。

ジャック・ニクラウス設計の本コースは、2015年のプレジデンツカップの会場に選定された実績を持つ。
「初めてなので、回ってみたかった」と、好奇心いっぱいで韓国までやってきた。

「面白いですし、いいコースですよね。飛ばない選手にはきついけど」と、悲鳴をあげながら日々、攻略につとめている。

選手会では感謝をこめて、昨年から毎大会ごとに主催者に贈り物をしており、今週は、シンハンフィナンシャルグループに、巨大なお花のアレンジメントを贈呈。
「喜んでいただけると、僕らも嬉しい」と、韓国でも選手会長のつとめをきっちり果たした。

大会は残り2日。
「希望はない、欲もない。完走するのが目標です」と、強調しながら本戦でもしっかりと、存在感を発揮している。

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