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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2019

途中棄権のジャンボ尾崎が「残念」

20周年大会が、幕を開けた。早朝6時20分から延々、午後13時14分まで。スタートの1番からの宍戸の森に、選手たちが続々と分け入る。

初日から早くも地元ファンで満員のギャラリースタンドが沸いている。
ティーグランド横の豪奢な入場口を抜けて、ファンの前に進み出た選手たちが、めいめい配って歩くのは20周年の刻印が入った大会オリジナルボール。
記念大会のファンサービスの一環だ。

今年は特に、初日からわれわれJGTOこだわりのペアリングを用意して、盛り上がっている。
令和最初の日本タイトルで、今季3戦目に臨んだジャンボ尾崎はいま大人気の"虎さん"こと崔虎星(チェホソン)と同組。

大歓声の中で、入場してきたジャンボ。
ファンサービスのボールを投げて、いざスタートで快打を放ち、"虎さん"のティーパフォーマンスにはニヤリと笑顔も浮かべてみせて、拍手喝さいの中で出ていったが、それが精一杯だった。

1番からボギーが3つ続き、4番で渾身のパーも5番でティショットを左に曲げて、池に入れたところで限界に達した。
患部をかばいながら苦悶の表情で、クラブハウスに戻ってくると「腰が…」。
記念大会に備えて自宅で調整に励んだのは前日5日。
「今日のために昨日、練習してたんだけど、そのときにプチっと…。無理なんじゃないかなあ、と思いながら来たんだが、嗚呼…」と、大きなため息ひとつ。
痛みをこらえてコースに来たが、コースの半分もこなせないまま無念の棄権。
「残念です」。
次の出場は「わからん…」と、通算113勝の72歳は苦悩を浮かべて宍戸を去った。

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