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いきなりホストプロ。稲森佑貴のめくるめく人生(ISPS HANDA コロナに喝!! チャリティーレギュラートーナメント)

今週からいきなりホストプロの稲森です
めくるめく日々は、1週間を経た今週も続いていた。2週前の「日本オープン」で、ツアー通算2勝目を大会2勝目で飾った稲森佑貴。

今週からいきなり、ホストプロとして戦うことになった。
本大会主催の「国際スポーツ振興協会(ISPS)」の担当事務局長から突然の電話をもらったのは、先週23日のことだった。

その日、こちらもきゅうきょ予定が決まった地元・鹿児島県知事への表敬訪問を無事に終えた帰り道。

「…稲森プロですか?」。
丁重な自己紹介に、何事かと話を伺い心底、仰天。
「うちの所属プロになっていただけませんか、と…。何でいきなり僕なんかに?と。本当にびっくりした」という。

当初、所属していた会社とも、2年前に契約満了していた。
「”フリー放浪中”に、ありがたいお話をいただいた」と、すぐに家族や、他のサポート契約社に連絡。
全社から快諾をもらい、担当事務局長に折り返しの電話で「よろしくお願いします!!」。
とんとん拍子で新ホストプロが誕生した。

正式には「来月いっぴ」からの契約だが「来月といったって、あと3日ほど。せっかくならこの大会からお世話になります」。
さっそくJGTOにも連絡を入れて、「フリー」から「国際スポーツ振興協会」への所属変更手続きを済ませた。

ベテランの谷原秀人を筆頭に、藤本佳則や中西直人、塩見好輝と先輩のホストプロは個性派揃い。
「僕なんかとは、みなさんキャラが全然違う。ここに入って本当にいいのかな…」。
遠慮しいしい開幕前夜の今晩は取り急ぎ、宿で借りたアイロンで、即席のロゴワッペンをウェアの袖に貼り付け初のホスト試合に臨む。

2週前の「日本オープン」で谷原に競り勝ち、自身2年ぶり2度目の日本一を獲った際には、2月に結婚したばかりの新妻が、テレビの前で感泣したそうだ。
新婚後の”ふがいい”初Vを、喜んでくれた。
「今週は、さっそくアピールできればいいなと思います」。
今週はいきなりホストVで、主催者に喜んでもらおう。

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