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フジサンケイクラシック 2008

いよいよ初顔合わせ!!

今度はプロとして、ここ富士桜に舞い戻った石川遼が、初日、2日目に回る相手は谷口徹だ。
「プレーはテレビでしか見たことがない。近くで見るのも初めて」という賞金王との初顔合わせに石川は「谷口さんは小技が上手いので、実際に回って理解できれば。負けないようについていきたい」。

そんな谷口の前で、ぜひとも披露したいのが成長のあと。
昨年の今大会は「ドライバーの調子が良かった分、乱れ方も半端ではなかったが、いまは曲がり幅も少なくなって、球の高さも安定し、弾道も安定感のある弾道になっている」と、自信を見せる。

昨年、5月のマンシングウェアオープンKSBカップで史上最年少優勝を達成したあとのツアー第1戦がこのフジサンケイクラシックだった。
プロの試合にいっさい出ずに挑戦したこの舞台も、プロ転向後の今年はすでに11試合をこなし、あきらかに昨年とは違う。

「見にきてくださる方も比較しやすいと思う。体や外見が変わっただけでなく、ゴルフも昨年とは変わったな、というのを感じていただけると思います」。

石川と迎え撃つ谷口も、かねてより「遼くんと回ってみたい」と話していただけに、「初日から、最終日の気分で回れるよ」と、初の直接対決を楽しみにしている様子だ。

「遼くんは、考え方も変わってきたようだし、プロは内容じゃなく、結果だから」という賞金王も、今季未勝利。

賞金ランクも現在22位と元気がないが、16歳との初ラウンドに、40歳が復調のきっかけを見いだすか。

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