Tournament article

キヤノンオープン 2008

ツアー初優勝を狙った宮里優作は・・・

1打差で迎えた18番で絶好のチャンスを外してしばし呆然・・・
2打差の単独2位からスタートした最終日。1番でイーグルを決めた藤田に負けじと、チップインバーディで応戦したが、8番でダブルボギーを打って転落。
それでも執念で盛り返したが、あと一歩及ばなかった。

1打差で迎えた18番。
この日駆けつけたギャラリーは1万2378人。
しかし宮里が5メートルのバーディパットを打つ瞬間は超満員のスタンドも、まるでそこには誰も座っていないかのように、物音ひとつしなかった。

宮里の初優勝を祈る大ギャラリーが、固唾を呑んで見守った。
しかし最後のチャンスはわずかにカップをそれた。

「こういうチャンスをものに出来ないのも僕の弱さですかね」と反省しきり。

しかしそんな中でも、たとえばボギーにした10番のあとで、連続バーディを奪い返すなど「集中力を切らさずに行けたのは今後につながる」。
この2位で賞金ランクも28位に浮上。
シード権の確保もがっちり決めて、あとは大勢の期待に応えるだけだ。

関連記事