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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2008

ディフェンディングチャンピオンは平塚哲二

昨年の今大会は、その前週に、歴史的快挙が達成された。マンシングウェアオープンKSBカップで15歳の石川遼が史上最年少優勝を飾ったが、予選落ちしていた平塚は、その様子を自宅のテレビで指をくわえて見ているしかなかった。

その年、36歳。ツアーデビューは23歳。
石川がこの世に誕生する遥か昔からゴルフを始め、石川がよちよち歩きの頃は、すでにプロ。

「そんな子に全員負けた。悔しかった」。自分たちの不甲斐なさに「もう負けていられない」。
自身2度目の大会制覇は、難攻不落の大洗での逆転V。そして史上初、大洗で2度の優勝はそんなプロ根性がもたらした。

今年は、その石川と同じ土俵で戦う。
サーキット方式の今大会は今年、兵庫県の東広野ゴルフクラブに舞台を移したが、難コースであることに変わりない。
ディフェンディングチャンピオンのプライドをかけて、平塚が連覇を狙う。

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