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ABC チャンピオンシップ 2006

宮里優作「僕次第!!」

226ヤードの8番パー3で「入りかけ」。2番アイアンの第1打は、あわやホールインワンのスーパーショットだ。

「今日はそんなふうに、ベタピンのバーディが多かった」。
通算8アンダーの単独4位浮上に満足そうだ。

コース上空に強い風が舞った大会2日目。
ジャッジに悩んで、スイングのリズムを崩した。
「構えてから打つまでに少し時間がかかったり、迷ったり・・・」。

そのせいで、今年オフに取り決めたルーティンが狂っていた。
2回素振りをして構えてから、ターゲットを確認するのも2回。
それから、スイング始動するまでに要する時間は約10秒半。

「実際にタイムをはかって、それがいちばん心地良い状態で打てる」と、分かった。

片山晋呉など、トッププレーヤーほど打つまでの動作が常に一定している。
「僕も、課題として取り組んでいたのに」。
前日は風向きなどを気にするあまり、それがきちんと実践できていなかった。

だから「今日は曲がっても仕方ない、と開き直って、とにかく常にルーティンを保つようにした」と、効果てきめんの68だ。

今週の女子ツアー「樋口久子IDC大塚家具」で、妹の藍さんが1打差2位タイ。
今年2度目の兄妹同時優勝のチャンス到来。

前回、9月のサントリーオープンでは日本女子プロで圧勝した藍さんに対し、優作は最終日に大崩れした苦い記憶がある。

「・・・向こうは言わなくても出来るので。あとは僕次第」。
ツアー史上初となる快挙達成の成否は、ほとんど兄の背にかかっているといってもいい。

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