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マンダムルシードよみうりオープンゴルフトーナメント 2003

『やったな谷原!』谷原秀人は先輩の星野英正ら大勢の仲間に“祝福”を受けて18番の池にダイブ!

5月の中日クラウンズ。初優勝を祝って駆け寄ってくる谷原ら、東北福祉大出身の後輩たちに、星野英正はこう言ったのだ。
「お前らも早く追いついて来い!」
それから2ヶ月もたたないうちに、1年下の後輩が、快挙をなしとげた。
今度は自分が、後輩の勝利の瞬間を見届ける立場に、星野は満足そうにうなずいて、「この結果は当然でしょう。もともと、そういうヤツなんです」。
大学時代、1年生からすでにレギュラーの座を勝ち取った谷原には、星野も一目置いていた。「プロになって、いっそう練習をするようになっていた。特にパットがうまくて、こうやって爆発する力をもともと、持っていたやつなんです」。
先輩のもとに、笑顔で駆け寄ってきた後輩に、「やったな!」と肩をたたいてハイタッチ(=写真)。
「こうして谷原も勝って、(宮里)優作も2位になるなど活躍して、もしかしたら、東北福祉出身の僕らが、ゴルフ界を変えていけるかもしれない、という気がしてきた」(星野)。
「東北福祉大に限らず、僕らの活躍を見て、今日3位になった矢野さんや、その他の若手選手の刺激になれればいいな」(谷原)。
ツアーにまた新しい波が、訪れている。
写真=表彰式のあと、星野ら祝福に駆けつけた大勢の仲間たちに、18番グリーンの池に投げ込まれた谷原。「冷て〜!! でも最高に嬉しいっ!」

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