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暫定首位の高見和宏 「今日のところは自分を誉めてやりたい」

1番、460ヤードのパー4は「ピンまで12、3メートルはあったかなあ。右手前からのフックラインが、たまたま、入っちゃった」。
これに勢いづいた。
2番、3番、4番と立て続けにチャンスを決めて、4連続バーディ。
「21世紀のトーナメントということで、1番はなんとかパーで行きたいな、とは思ってたんです。それが、思いがけず入って『今日はついてるな〜』と、スタートしていったんですが、続く2番、3番も入って…今日はパットが、ほんとに良かったです」
5アンダー、開幕第1戦での首位発進に「後半にスコアが伸ばせなかったのが、今後の課題ではあるけど、ともかく、気分は最高!!」と、笑った。

昨年、師匠の尾崎将司から譲り受けたパターのおかげだった。
恒例のジャンボ軍団の沖縄合宿では、調子は思わしくなかったのだが、沖縄のグリーンは芝目の強い、高麗グリーン。「芝質も違うし、パターを変えるとタッチも変わってしまうだろうなと思って、“浮気”はやめたんですよ。…いやあ、ホントよかった(笑顔)」

昨年は、シーズン中に持病の首痛をひどくして「練習すればするほど痛い、しなければ、精神的に不安。悪循環でした」と、ほとんど棒にふった形だった。
 今オフは、故障部分の筋力を落とさないようにするトレーニングを中心に、みっちりと鍛えこんだ。
「おかげで、今年の開幕は痛みのことより、他のことを考える余裕ができてる。でも、逆に、成績が悪くても、『首が痛いからしょうがない』とかって、逃げられるところがないんで、正直、昨日の夜は期待と不安が入り混じって、さすがに、眠れなかったな(笑)」。

不安も吹き飛ぶ好発進に、高見は「今日のところは、自分を誉めてやりたい」と納得顔だった。

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