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マンシングウェアオープンKSBカップ 2000

「私の人生の金字塔です!!」

東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ・伊原木洋子理事長が、尾崎将司とプロアマトーナメントに出場。「ジャンボさんとのラウンドということで非常に緊張して、昨日の晩から眠れなかった」という伊原木さん。しかし1番ホールでは快心のティショットで、フェアウェーど真ん中を捉えると、尾崎からも「ナイス!!」との掛け声がかかり、「他の誰に誉められるよりも重みがあります。ほんとうに感激ですね」と頬を紅潮させていた。
プレー中も、尾崎は終始穏やかな笑顔を見せ、和気あいあいとしたラウンドに、「やっぱり、尾崎さんは笑顔が1番素敵」と伊原木さんは感激しきり。
「私が緊張しているのを気遣ってか、いろいろ声もかけてくださって、とても優しくしていだきました。ますますファンになってしまいましたね。今日のことは、私の人生の金字塔。一生、大切にしたい思い出になりました」と楽しかった1日を、振りかえった。
尾崎がここ、東児が丘にやってくるのは初めてのことで、伊原木さんによれば「ジャンボさんの大会出場が決まったとたん、急に前売りチケットが売れ始めました。改めて、存在感の大きさを実感しています」とのことだった。

その尾崎は、かつての名コンビ・佐野木計至さんの後釜候補として、厳しいオーディションの末選ばれた新キャディの富永興之介さんを今週4日間、初起用して挑む。
「いまはまだ研修期間。仮採用ってとこだな。とりあえず、一人前に育てようって段階。やはり、何よりきっちりと距離が計れるキャディになってもらわなくちゃな」と尾崎。

一方の富永さんは「今はただものすごく緊張しています。すべてのことにおいて気を遣うばかりで…。まだどうなるかわかりません、これからです」と、神妙に語っていた。
プレーヤーとキャディは、コンビネーションが命。尾崎と新・エースキャディを目指す富永さん、今後の動向が注目される。

  • 伊原木さんの1番ティショット。ジャンボから「ナイス!」のかけ声が・・・)

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