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ジーン・サラゼン ジュンクラシック 1999

ジャンボ尾崎は、腰の痛みをものともせず? 8バーディ(1ボギー)を叩き出して通算9アンダー、単独首位

「痛みは、腰というより背中のほうだな。バルタスロールでの全米オープン(1993 年)のときに感じた痛みと、同じまったくなんだ。

背骨に沿ってる神経のあたりまで痛いから、脇腹のほうまで痛くてスイングに影響している。そうだね、小さいクラブのほうが、かがまんで打たなくてはいけないからツライね。スイングスピードを5、6割の力に落してやってる。強く振れないんだ。

 痛みは、あるよりないいほうがいいに決まってる。いろんな薬で、痛みを抑えながらのラウンドだ。こういう状況で、どうやっていいゴルフがしていけるか、それが今週の課題。それがそこそこ、自分なりに出来てきたかな。

 まあ、きょうのラウンドはケガの功名だな。前半は苦しいけど、次第に薬が効いてきて、でもまた後半は、背中の痛みが、ガチンと張ってくるという感じ。後ろは(2 位タイ=通算7アンダー)メシ(飯合肇)と(尾崎)健夫(=ジャンボの弟)だろ。(痛みに耐えながらのラウンドという)ハンディをもらって、ちょうどいいかんじじゃないかな(笑)。

 この大会は、昔、悪いときに(スランプに陥ったときに復活の)きっかけをつかめる勝利を手に入れた場所だからね(1983年優勝)。思い入れがある。このコースには、勝利の女神が助けてくれるんだよ」

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