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Shinhan Donghae Open 2025
大会2勝目は韓国で。比嘉一貴が今季2勝目、通算8勝目を達成
22年賞金王の比嘉一貴(ひが・かずき)が日本開催の22年に続く大会2勝目を、韓国開催で飾った。
2度目の勝利は1差の単独首位から出て、1差で逃げ切った。
スタートから4連続バーディで、一時4差の大量リードを作った。
7番でも右約5メートルを決め、3差でバックナインに入ったが、前半あれだけ切れたショットが曲がり始めて苦しくなった。
ティショットが左のほうに行った10番ではバンカーからの2打目が右の傾斜地まで転がり出て薄氷のパーセーブ。
11番では右の池近くに飛ばしてハラハラし、左に曲げた13番パー3では寄らず入らず、ついにこの日の初ボギーを叩いた。
韓国系カナダ選手のRTリーが1差に迫った。
16番のティショットも右に曲がった。ラフから乗っただけとなりパーパットが2メートル弱残ったが、辛くも沈めた。
17番パー3でピン手前に乗せると、少し笑顔が出た。
最後18番のティショットはまっすぐ飛んだ。
リーが右の池に入れ、捜索と処置の決定まで30分以上の時間を要したが、最後のパーセーブで決着した。
前回の22年は、奈良県のKOMACCで5打差の大逆転を演じたが、韓国での大会2勝目は1差で逃げ切った。
8月の「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント」に続く今季2勝目、通算8勝目で、歴代賞金王の力を示した。
比嘉に次ぐJGTO選手は勝俣陵(かつまた・りょう)が通算14アンダーで7位に。
選手会長の谷原秀人(たにはら・ひでと)と、吉田泰基(よしだ・たいき)が通算13アンダーの8位タイに入った。















