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比嘉一貴がアジアンツアーで年間王者に
13日に、アジアンツアーの今季最終戦「サウジオープン」が終了し、大会を単独7位で終えた比嘉一貴(ひが・かずき)が、合計2,082.34Pに到達。大会前のポイントランキング1位をキープし、同ツアー初の年間王者に輝いた。

22年に日本ツアーの賞金王にも就いており、両ツアーで1位を獲得した初の日本選手となった。
今季は序盤から、破竹の勢いだった。
開幕から3大会連続でトップ10入りを果たすと、日本ツアーでは、8月の「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント」で4年ぶりの通算7勝目を飾った。
翌月に韓日亜共催の「Shinhan Donghae Open」ですぐ8勝目を挙げると、翌週のアジアンツアー「ヤンダーTPC」で2週連続優勝を達成。
さらに2位につけた10月の「フィリピンオープン」で、スコット・ビンセントを抜いてランキング1位に。
その後は誰も追いつけなかった。

「このタイトル獲得のために、努力してきました。今週、そのすべてが報われた」と、喜んだ。
「大変名誉なことで、本当に嬉しいです」と、比嘉。「早く家に帰って、家族に会いたいです」。世界中を駆けた激動の1年を最高の形で締めた。















