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ダンロップフェニックストーナメント 2025

勝てば賞金1位に返り咲き。生源寺龍憲が初日に見せたナイスカムバック

賞金2位の生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)が、ナイスカムバックを見せた。




前半インを3アンダーで折り返した後半アウトのすぐ1番で、ティショットを右の林の木に当て、赤杭エリアで1罰打でドロップ。

それでも「うまくダブルボギーで上れた」とへこたれず、4番のボギーでイーブンパーの振り出しに戻った直後の5番では今度、105ヤードの2打目が入りそう。

ほかにもこの日は「べたピンバーディが3回くらいあった」と、16番でもピン10センチにつけるなど、開幕前に訴えていたアイアンショットの不調も改善傾向。

「どうにかこうにかやっています。きょうはフェード一辺倒で攻めてそれがうまくいったかな」と、終盤3つのバーディで、再び3アンダーまで戻して好発進を成功させた。

開幕戦での初Vから今季2勝を飾っている今季は、5月から賞金1位を走ってきたが、先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で金子駆大(かねこ・こうた)に抜かれて陥落。

2位にランクを下げたが、今週また生源寺が勝ち返せば、再び返り咲くこともできる。

今年は、年頭から本大会後の賞金1位に付与されるPGAツアー最終予選会の出場権を狙ってきたが、同2位から5位まででも2次予選会から出られる。
「トップでファイナルから行けたらベストだったんですけど、セカンドからでも行って通ればいい」。

どんな状況でも挑戦意欲は変わらず、賞金レースについても、「面白い展開に持っていけたらいい。自分ができることを頑張ってやります」と、ひたむきに追う。

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