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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2025

すっかり福岡県人だ。現在賞金1位・生源寺龍憲が石川と肩を並べて3位でスタート

賞金1位が、また定位置にいる。
生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)がまた好発進した。

石川遼(いしかわ・りょう)との同組で7つのバーディとボギーは1個。
「本当にいい組み合わせ。遼さんも6アンダーでプレーされているので、組の雰囲気もすごくいい」と、仲良くスコアを並べて2差の3位でスタートした。




本大会は、3年連続3回目の出場。
難読な芥屋の高麗グリーンは、過去の2回で使ったコースメモをフル活用し、「プレーしながら気づいたことや、自分が打ったラインを今年のに書き足しています。すごい参考になる」と“3冊目”にして攻略法は、ほぼ手中に。

「ラインも自信を持って打てていますし、入って欲しいパットが入ってくれた」と、役立っている。

一昨年にチャレンジトーナメント(現ACNツアー)の賞金王となり、シードに定着。今季はアジアンツアーの転戦も始めた。
国内外へのアクセスと、絶好の練習環境も加味して出身の山口県から、ここ福岡県に越してきてもうすぐ1年。

今週は車で40分の自宅通勤し、午前プレーのこの日は、ホールアウト後にいったんコースを出て、近隣の人気店「糸島食堂」で腹ごなし。
新鮮な海鮮で栄養補給してから、またコースに戻ってきて練習に打ち込んでいた。

九州ならではの、ほんのり甘い醤油にも、もう慣れた。
どんな猛暑にも負けない強靭な体力は、玄界灘を望む奈多ビーチでの全力ダッシュで培われたものだ。

芥屋の夏フェスとして盛り上がる準・地元の名物大会。
「明日もスコアを伸ばして週末を迎えられたら。大会を盛り上げていけるかな、と思っています」。
もはや“わが庭”で、賞金1位が今季3勝目をにらんでいる。

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