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フォーティネット プレーヤーズ カップ 2025

賞金1位の生源寺龍憲「ここからドラマが始まる」1番アテンドボードでPR

選手会主催の新規大会「フォーティネット プレーヤーズ カップ」が、30日に開幕する。
「選手とファンがいまだかつてなく深くつながる大会」をテーマのひとつに、選手たちも準備に余念がない。

生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)は、記念の第1回を賞金1位で迎えた。


開幕前日のこの日はプロアマ戦。
1番ティ横に設置された「アテンドボード」を掲げて「ぜひ、会場にいらしてください!」と、PR。


18の質問から生まれたアテンドボード「各ホールや名所に設置されたこのボードを観戦のヒントとしてご活用ください!」



同ボードは、選手たちから、ファンのみなさまへ、SNSを通じて投げかけた18の質問に寄せられたアンケート結果をもとに発案されたもので、各所のみどころや、楽しみ方が記されており、いまの生源寺の心境も、まさにこれ。

「ここからドラマがはじまる」。

2週前の「日本オープン」は、マスターズの出場権がかかっており、生源寺にとっても大本命の試合のひとつだったが、今季初の予選敗退。
「もちろん、できれば落ちたくなかったですけど。そこに至るまでのスケジューリングなどにミスもあった。いい状態で臨めていなかった」と、いい教訓に。

その分、先週の空き週を有効活用。
「いいオフを過ごせて来られたので、またここからしっかりやっていければベストかな」と、気持ち新たに記念大会に臨む。

開催コースの成田ヒルズカントリークラブ(千葉県)をプレーするのは初めて。

“ゴルフに恐怖を持ち込んだ男”とも呼ばれる鬼才、ピート・ダイ設計の18ホールは、“ダイ・デザイン”の代名詞ともいえるアイランドグリーンを採用した名物17番ホールなど、戦略性に富む。

「メリハリをつけなければいけないコースという印象。長いパー4や、ショートゲームも難しいですし、選手の技術を存分に引き出してくれると思う」と、賞金1位の腕も鳴る。

開催前には、主催者から嬉しいサプライズもあった。

「賞金増額(1億円→1億5000万円)をしていただけるということで、本当にありがたい」と感謝し、「選手たちのやる気も満ち溢れていると思うし、僕もまたここから1戦1戦、賞金を積み重ねていきたい思いでいっぱいです」と、生源寺。

「ぜひ会場で、真剣にプレーする僕たち選手の姿を見に来てください」と、改めて大会をアピールしていた。

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