Round48:00 霜の為、スタート時刻を20分遅延(8:30→8:50)
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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2025
家族総出の好発進。出利葉太一郎が2差3位
4きょうだいの長男が、家族総出の好発進した。
ここ芥屋(けや)まで車で40分。福岡県福岡市出身の出利葉太一郎(いでりは・たいちろう)が、1イーグル、6バーディ、2ボギーの「66」。首位と2打差の6アンダーで、3位タイにつけた。
姉妹コースの福岡雷山ゴルフ倶楽部と施設使用契約を結び、ここ芥屋も月1、2ペースで回らせていただく練習コース。今週は、そんなご縁もあって、主催者推薦で出場している。
「地元だし、推薦だし、いろんな方が応援にきてくれるし、普段の試合とは違うドキドキだったり、不安だったり、わくわくだったり。いろんな感情がある中で、いいスタートが切れたのは、少しずつ成長している」。
日ごろの恩を直に伝える好スタートにもなった。
2番目の弟で、日大2年の翔太郎さんがキャディをしてくれた先週の「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」は、2日目に2位タイ。
自己最高の3位タイの成績を残した開幕戦「東建ホームメイトカップ」に続く、初Vチャンスに挑んだが、最終日に「75」と崩して42位に終わっている。
「めちゃくちゃ悔しいですけど、まだチャンスがある、と思って。すぐ切り替えて、今週にむけて準備をしてきました」と、へこたれない。
今週は、中2の末弟・煌太郎さんが、きょうだい出場を狙って本戦切符がある開催前のジュニア大会に挑戦したが、進出ならず。
「悔しいからボランティアで行く」と、練習場でボール渡しのお手伝いをしてくれており、気合が入る。
初日から、お母さんと、2歳下の妹さんも応援に駆け付けた。
家族が見つめる中、「色んな方のおかげでこの試合に出られているので、この位置で初日終えた自分自身を誇りに思います」と、出利葉(いでりは)家の長男が躍動した。
中2の夏、2015年に初めて出場したプロの試合が本大会で、2009年と2015年に続く大会3勝目を飾った池田勇太(いけだ・ゆうた)のVシーンを今も覚えている。
「明日も緊張すると思いますけど、ドライバー持ってビビらずに、アグレッシブに行きたいなと思います」。
真夏の芥屋で、家族総出の思い出作りに励む。















