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バンテリン東海クラシック 2022

河本力が逆転のツアー通算2勝目「これからもモチベーション高く」怪リキで三好をねじ伏せ

現在、飛距離でダントツ1位。

怪物ルーキーの河本力(かわもと・りき)が4打差からの逆転でツアー通算2勝目を飾った。

前半9ホールで桂川有人(かつらがわ・ゆうと)に追いつくと、そこから首位を獲り合い、もつれて入った最終ホールで若い2人の2打目は、ピン奥約4メートルと、ほぼ同じ位置に落ちた。

その差わずか数センチ。
ラインは下りのややフック。


先に打った桂川がチャンスを逃し、続いて打った河本が、土壇場でもぎ取った。

ツアー初優勝を飾った8月の「Sansan KBCオーガスタ」は涙、涙のVシーンだったが、この日は秋晴れに負けないカラっとした笑顔。
「こんなに早く2勝目ができるとは思っていない。凄く嬉しいです」。


新人によるシーズン複数回優勝は、2013年の松山英樹と20ー21年の金谷拓実に次ぐ3人目(85年以降の記録)。

賞金ランクは6位に浮上し、「おこがましいですけど、なれたら嬉しいです」。
同じ愛媛県出身の松山に次ぐ史上2人目の新人賞金王にも名乗りを上げた。


日体大後輩のスーパー新人、中島啓太が水を持って飛び出してきた。
今週も毎夜、名古屋のメシ仲間。
「ケイタには、これまで僕がたくさん水をかけてきたけど、僕がケイタにかけられるのは初めて。凄い嬉しいな」と喜んだ。

「今日はたくさんのギャラリーに囲まれて、拍手や歓声を送っていただき大変力になりました」と感謝し、「これからまた3勝、4勝とモチベーション高く頑張っていきますので応援、宜しくお願いします」と、怪力リキが頭を下げた。



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