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河本力が「人生初」の“ダンクイーグル”に歓喜、決勝進出を確実に

飛距離で4年連続の"ニッポンイチ”が、ニュージーランドでも地元ファンを魅了している。
河本力(かわもと・りき)が、リマーカブルコースをプレーした2ラウンド目の8番パー4で、2打目を沈めるイーグルを達成した。 


⛳スコア速報



81ヤードから、60度のウェッジで打ったボールがカップイン。
「しかもカップが一切傷ついていない! きれいに入って。ショットインイーグルは何度もあるけど“ダンクイーグル”は人生初めて!」。
大歓声の余韻はプレーを終えても冷めやらず。
通りすがりの地元ファンから「fabulous!(素晴らしい!)」と感嘆され、「すごく嬉しい」と、改めてにんまりした。

荒天の影響で、サスペンデッドとなった前日の初日からトラブル続きだった。
一夜明けても流れは変えられず、この日は再開の13番で、ワンオン狙いのティショットが右に60ヤードも曲がって深い草むらに行くなど大苦戦。

第1ラウンドはどうにか1アンダーの「70」で上ったが、すぐスタートした2ラウンドでは出だしの10番でまた右に曲がってロストボールのボギー発進となった。

大会は、2023年に続く2度目で、前回は通算2アンダーで、2打足りずに予選落ちしていた。
「5番でボギーをたたいてまた落ちた、と」。
通算イーブンパーまで崩して再び悪夢がちらついた。

「しっかりがっかりしてましたけど。あきらめないでやるぞとキャディさんにも言われて。そしたら6番で6メートルくらいが入って、7番でワンオン2パットの理想形のバーディが獲れて、8番でラッキーイーグル! あきらめないでよかった」と、通算4アンダーまで盛り返して決勝進出を確実にできた。

次週は、豪州とJGTO共催の新規大会「ISPS HANDA Japan-Australasia Championship」がまた、ここニュージーランドで行われる。
「帰るに帰れない。ここで落ちたら何をすればいいんだ!」。

次週も見据えた執念の予選通過で生き残れた。
「いい上がり方ができたので。しっかり明日につながるように、いい準備をして、同じテンションでやるだけです」。

JGTOではルーキー年の22年から、ドライビングディスタンスで1位を続ける。
日本が誇る飛ばし屋が、残り2日も地元ファンをうならせる。



⛳「ニュージーランドオープン presented by Millbrook Resort」
<概要>アジアンツアーとPGA of Australia(豪州ツアー)共催、JGTO提携
<開催コース>ミルブルックリゾート(NZクイーンズタウン)
<時差>日本より4時間早い
<賞金>総額NZ$200万、優勝NZ$ 33万4800
<特典>最上位者に全英オープン(7月16ー19日、ロイヤルバークデール)の出場権
<競技形式>72ホールストロークプレーのプロアマ形式戦
・1、2R=コロネットCとリマーカブルCを交互に1Rずつプレー
・2R後にプロ&チーム予選カット
・3、4R=コロネットCとリマーカブルCの複合Cをプレー
・3R後に上位10チームが4Rへ
<主なJGTO&日本選手>
比嘉一貴(25年アジアンツアー年間王者)、生源寺龍憲、大岩龍一、比嘉一貴、堀川未来夢、片岡尚之、吉田泰基、河本力、佐藤大平、米澤蓮、木下稜介、下家秀琉、勝俣陵、細野勇策、清水大成、岩田寛、小斉平優和、阿久津未来也、池村寛世、マイケル・ヘンドリー、鍋谷太一、中野麟太朗、ジーブ・クルーガー、ブラッド・ケネディ、コ・タイチ―、森下響

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