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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2021

第1Rが終了。白、稲森、時松が首位でこのまま第2Rへ

時松と稲森(左から)が、同組首位で第2ラウンドへ
初日に雷雲のため、56人が競技を残した第1ラウンドが終了。

前日にプレーを終えていた白佳和(はく・よしかず)と、この日は共に後半の6番から再開したスリクソン契約の稲森佑貴(いなもり・ゆうき)と選手会長の時松隆光(ときまつ・りゅうこう)が9アンダーで、首位に立った。

時松には2016年に、大会最多アンダーの25でツアー初優勝を飾ったゲンのいい試合。
その時の記憶が「心のどっかにある」といい、「相性がいいと思っている部分がある。今年もうまくいっているとプレーしながら思っていた」。
2日がかりの第1ラウンドで、さっそく熱い気持ちを再燃させた。

先週まで2週間のオフは、ほとんどクラブを握れなかった。
前々週は、AbemaTVツアー「LANDIC CHALLENGE 8」のインターネット生中継に続いて、前週は動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」で「全米オープン」の生解説で大役をつとめた。

深夜から長時間ぶっ続けで中継ブースに座り、「何時間も、PGAツアーのプレーを見ていて良いイメージというか、尻に火がついた」。

連覇がかかったデシャンボーら、海外勢はもちろん、難コースで粘り強く戦い抜いた松山や、星野も。

「ご本人たちは、納得はいってないでしょうけど、トラブルになってもパーを獲る。あのセッティングでボギーになりやすい状況からでも必死でパーで上がらなきゃいけない。食らいついていく姿」。自分の練習はできなかった分、雄姿を焼き付けてきた。

「自分も本当にやらないと。燃えているところがある」と、静かに闘志を抱いて2年ぶりの本大会にやってきた。

2016年の初優勝時はまだ、レギュラーツアーの資格すら持たず、”チャレンジ枠”からツアーVを達成した最初の選手だった。
「福島のみなさまには感謝しかない」。
今年2試合目の有観客で、ありたっけの思いを示す。

なお、続く第2ラウンドは7時30分からすでに進行中です。

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