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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2021

初日は雷雲順延。暫定首位の選手会長は7連続バーディのチャンスを持ち越し

アクリルボードと選手会長。明日も頑張ります!
大会初日は15時40分に雷雲接近のため、一時競技が止まったまま、日没まで回復が見込めず、16時30分にサスペンデッドになった。

午後からコースに出ていたアウトスタートの10組29人と、インの9組27人の計19組56人が、翌日にプレーを持ち越した。

残りホールは25日の朝7時から、再開する。
続く第2ラウンドは、7時30分から随時スタートする。

中断時点で暫定首位には、すでにプレーを終えている白佳和(はくよしかず)と、選手会長の時松隆光(ときまつ・りゅうこう)の2人。

時松は、後半アウトの4ホールを残した。
中断の合図が鳴ったのは、前半18番から怒涛の7連続バーディへと続く6番のチャンスパットを打つ直前。

2メートルに向かって構えたが、打たずにすぐアドレスをほどいた。通算9アンダーまで伸ばしたところでいったん引き上げ、感染予防のアクリルボードを挟んで、報道陣の質問を受けた。

「調子がよかったので。これで寝て、変わるのが難しいと思いますが、それがゴルフと思うので。1日1日、粘り強くプレーしたいと思います」。

本大会は2016年に、ツアー初優勝を飾った思い出深いコース。
また就任1年目の昨年は、ここ福島と宮城、岩手の3県を回り、復興支援の福祉車両を寄贈して歩いた。
「10年経ちましたけど、仮設住宅で困っている方もまだおられると聞いて…」。
2年ぶりの開催こそ「東北の方々に、元気を与えられるようなプレーを」と、今年2戦目の有観客試合で、決意も新たに大会2勝目に挑んでいる。

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