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関西オープンゴルフ選手権競技 2021

53歳との直接対決。21歳の石坂友宏がシーズン2度目のV争い

目ヂカラが凄いんです©JTOimages
21歳の石坂友宏が、53歳の谷口徹と通算10アンダーで並んで24日の決勝ラウンドに進んだ。
初の同組で、V争い。
首位タイにつけた前日初日は終了後に「うまいな〜って、言っていただきました。明日は、なんと言われるか」。
噂の饒舌には、今からちょっぴりビビっている。

「まだ、一緒に回らせていただいたことがない。優勝争いで、どんなゴルフをされるか楽しみ」と、同時に若い胸躍る。

2日目の「67」は、3度のチップインを記録した初日の「65」に比べれば平板でも、相変わらず冴えた小技を駆使して2度の連続バーディなど、「スコアを伸ばすことに集中しました」。

2、3メートルのパーパットを拾うきわどい場面も4ホールほどあったといい、「勝つためには特に、そういうのが大事。運も味方につけたい」。

コースでゴミを見つけたら、必ず回収して歩くのは「一緒に運も拾う」というゲン担ぎという。第1打を引っかけて、左のがけ下に落とした4番で、1.5メートルを拾えたのも、その効果か。
「この2日間はアプローチとパターに救われています。明日は前半から伸ばせるように」とは、自称スロースターターの誓い。

19年末にプロ転向し、昨年の11月は参戦3戦目のダンロップフェニックスで金谷拓実にプレーオフで敗退。
リベンジを胸に迎えた20ー21シーズンは、先週の再開初戦「東建ホームメイトカップ」で8位T。
前週の10位以内の資格で出場権を獲得した今週は、ますます思いを募らせやってきた。
いつもニコニコ爽やかだが、「とにかく、できるだけ早く初優勝したい」と言った瞬間の目ヂカラが凄かった。

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