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東建ホームメイトカップ 2026

妻・星空さんが証言「コンビニで素振り、皿洗いはプロフェッショナル」石坂友宏の素顔

神奈川県・横須賀市出身の石坂友宏(いしざか・ともひろ)には、なぜか福岡県に私設応援団がある。
まだアマチュア時代、たまたま試合の遠征で入った飲食店で、居合わせた方々と意気投合。

石坂の人懐こく爽やかな人柄にほれ込んだ方々が最初、数人で結成。
「石坂友宏 絆会(きずなかい)」と命名されるとメンバーは徐々に増えていった。




誰もが「礼儀正しく、好青年」と、口をそろえる。


3年ほど前のこと。
地元神奈川県で行われたトーナメントでゲリラ豪雨に降られたとき、なぜか石坂が、ギャラリーの集まるテントで右往左往していた。

何事かと思ったら、観戦に招待した祖母の圭子さんを探しているという。
雨宿りの人たちがごった返す中、ようやくちんまりと非難していた圭子さんを見つけたときの石坂の安堵した顔。

記録的猛暑にも見舞われた大会だった。
「大丈夫? 濡れなかった? ちゃんと水分取ってよね」。
圭子さんを気遣う声の優しかったこと。



温厚で、思いやりのある性格も、ツアーでよく知られるところだが、5年前に出会い、交際スタートの約2年前からマネージャー兼キャディをつとめ、今年元日に入籍した妻の星空(せいあ)さんは、別の熱い一面を知る。

昨年は本大会と、6月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」とで、最終日最終組を二度経験。
しかし、勝てなかった。

負けるたびに帰路、「ゴルフなんかやめてやる!」と怒って車にバンっと乗り込み、カッカしながら立ち寄ったコンビニで、星空さんの買い物を待つ間に駐車場で、突然“エア素振り”を始める石坂。
「ここが悪かったのかなあ…」などと反省と分析を始めた。

「本当にゴルフがすべて。100%。大好きなんです」と、星空(せいあ)さん。




応援に駆け付けた父・宏さんと、母・園子さんによれば「息子はこうと決めたら一直線なタイプ」。
お母さんも、「結婚するなら彼女しかいない」とは思っていたが、入籍の5日前に突然、石坂から報告を受けたときはさすがに「そんなんで大丈夫なの?!」と、ちくりと咎めたそうだ。

ことゴルフに関しては入れ込みすぎて、周りが見えなくきらいがあった。
「優勝、優勝」と、そればかりにこだわりすぎ、ついに冷静な判断ができなくなる…というのが昨年までの傾向だったが、星空(せいあ)さんと結婚して石坂は変わった。

「客観的に物事を見ようと2人で話し合い、きょうも待っていればチャンスは来るよ、と」。リラックスして臨めた。

石坂は、「妻はいつもそばにいてくれるし一番の理解者」と、感謝。
新婚早々に、2人でつかんだ初Vだ。

星空(せいあ)さんは、スポーツ選手のための栄養学を学ぶ「アスリートフードマイスター」の資格を持っており、料理も上手。
優勝副賞のスバルの車「スポーツシーカー」はもちろん、三重県産コシヒカリ10俵と、特産松阪牛10キロにも星空(せいあ)さんは大喜び。
「すごく助かります。きょうは美味しいものたくさん作ってあげます!」。

ちなみに、片づけは石坂の担当で、「お皿洗いはプロフェッショナルです」と星空(せいあ)さん。
ごちそうさまでした。


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