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東建ホームメイトカップ 2026

元日に結婚。石坂友宏が風に吹かれて初V争い

春風に吹かれて上昇だ。
石坂友宏(いしざか・ともひろ)が、難条件を「67」でまとめて順位を上げた。




大雨で中止となった2日目から一転、春の陽気も朝から強風が吹いたが、「風のゴルフは嫌いじゃない」と4バーディと、ボギーはゼロ。
通算6アンダーで、54ホールの短期決戦に名乗りをあげた。

キャディさんの一言が、風のゴルフを劇的に変えた。
特に向かい風に対して、以前はアドレス時に意識をしてボールを右サイドにセット。

「でも僕の打ち方だと、球は低くなるけど詰まってボールコントロールができなくなる」。
見かねたキャディさんから「右に置きすぎじゃない」と一言あったのは、昨年中盤。
「1回大げさに左に置いてみて」と、言われたとおりにボール1個半分ほど戻したら、「ストレスがなくなった。走らせるイメージでボールがさばけるようになり、風が好きになりました」と、効果てきめん。

「きょうも風と友達になろう、という感覚でやったらうまくいった」。
昨年は首位発進しながら、最後8位と崩れた国内開幕戦で、再び初Vのチャンスをにらんだ。

今年の元日に、1年半の交際を経て、マネージャーでキャディの星空(せいあ)さんと入籍。



直前まで、石坂のご両親に報告しておらず、ご両親に叱責されるというハプニングもあったが、年明けにはハワイでウェデングフォトも済ませるなど、新婚真っ最中。

アスリートフードマイスターの資格を持つ星空さんの手料理はなんでも美味しく、「特にハンバーグが好き」。
もっとも、「稼いがないと食べさせないよ!」。
星空さんの愛のムチにも素直に「頑張るし。わかってるよ」と、気合が入る。
「指輪をつけると責任感が沸きますし」と、プレー中にも肌身はなさずつけている。

月森キャディに担いでもらう今週は、ロープの外から妻のゲキを受けるが昨年の最終日を首位で出ながら4位に終わった7月の選手会主催大会「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」は、「私が担ぐ」と星空さん。
「私もすごく悔しかったんで…」。

20年にも「ダンロップフェニックス」で金谷拓実(かなや・たくみ)と新人&現役大学生プロ対決に挑み、プレーオフ敗退するなど、チャンスは幾度もあったが、初Vはまだ。
「明日はチャンスと思うし、強い気持ちを持ってやれば絶対に結果はついてくる。やるべきテーマをしっかりできるように」。
新婚で迎えたプロ7季目の今季は、思いに拍車がかかっている。

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